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情報漏えい対策の最後の砦
~フォレンジックでセキュリティ耐性をレベルアップ~
サイバー攻撃の巧妙化、クラウドサービスやモバイル、IoT 機器の利用拡大、海外との取引増加などを背景として、セキュリティリスクが日々拡大しています。
セキュリティリスクは単なる IT 部門の問題にとどまらず、GDPR などの規制強化の動きを受け、事業継続性、社会的信用の失墜、多額の損害賠償責任の可能性など企業経営の観点からも重大な懸案事項となりました。
このような状況において、デジタル・フォレンジックを積極的に活用することで、日々巧妙化するサイバー攻撃に対する組織のセキュリティ耐性強化ともに、セキュリティガバナンスの高度化にも役立てようとするセキュリティ先進企業の取り組みが注目されています。
本書では、これらセキュリティ先進企業がどのようにフォレンジックを活用しているのか具体的に考察します。